変体仮名を知ったのは、本にもあるとおり花札の「あかよろし」赤タン。こどもの頃は「あのよろし」と読んでいた。現代でも店の看板には変体仮名が使われてる。そばやはもちろん、近くのうなぎやの名前の「はせ川」の「は」も「む」みたいな字。変体仮名はUnicodeにもないので、タイプできないのが残念です。特殊フォントや写植とかでは用意されているみたいだけど、一覧表を見たことがない。
本の中に、中国人が手紙を書くに際に、ものすごく詩的に文章をまとめるという行があった。これって、そもそも古くは日本にもあった文化なんじゃない? 古事記とかで天皇が見初めた相手に詩を詠んでたよね。「現代の習慣」でこういう文化を簡単にリジェクトしない方がいいな、と思った。
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