6/07/2009

Windowsがだいっきらいだ

義父のHP PavillionのVista、アップデートの機能がおかしい。ここ数ヶ月、Service Pack 1のインストールが失敗している。しばらく前からわかってたが、夕べ本気で対処することにした。

まず、Windows Updateを実行。なかなかダウンロードしない。しばらくたってダウンロードし始めたと思ったら20分後ぐらいに「エラーが発生してインストールできなかった」との表示。解説読んでも何を言っているのかわからず、ウィルススキャンの機能を一旦無効化して実施するも同様の結果。ここまでで軽く1時間。

次にSP1のアップデーターを手動でダウンロードしてそこからアップデートを試みるも、やはり「内部エラー」によりインストールできないという。また20分程度の無駄作業。エラー画面に表示されたURLにアクセスして、ようやく「アップデートに失敗する時に行うアップデート処理」があることを知る。なんじゃそりゃ?それがこれ:

http://support.microsoft.com/kb/947366/ja
ここにある「解決方法2:システム更新準備ツールを実行する」の手順を試す。この更新に約1時間。ステータスを示すバーがなかなか進まないまま、checksur.exeというプロセスが盛んにディスクにアクセスしているのだが、全く何やっているのかはわからず、となりで義父はイライラし始める。だがなんとか無事に完了。

しかしここからが本番。再起動ののちに、先ほどのSP1アップデーターを実行、これまたステータス・バーが止まったような状態が20〜30分続いた後に、ようやく完了。横で義父は「HPが悪いのか? Microsoftが悪いのか?」と質問しだすので、「HPじゃなくてMSの問題」と解説するが、その判断理由についてわかるわけもなく、イライラが募るばかり。

やれやれやっとインストールが終わったか、と思ったらさにあらず、再起動を選択するとここからSP1のインストールが始まる。ステージが3つあり、その2つが完了するまで約1時間。再起動してステージ3がようやく終わったかと思ったら、さらに3つのステージでインストールを開始。そのひとつめ(つまり1/3)が12%まで進むと、ディスクアクセスのみで、またもや何やっているかわからない状態。これが40分。さらに40分ほどでようやくSP1のインストール終了。

ついに、エラーは克服できたのだが、3時間以上をかけて、いったいWindowsはこのCore2 Duo 1.8GHzの処理能力を何に費やしているのだ! アポロを何百回月に飛ばす計算をしておるのだ。

それはまるで使えない部下が、単純な仕事を段取り悪くのろのろとやっているような感じだ。一度コピーした書類をホチキスで止めて、それをまた外してはページを追加する。で、頻繁に休憩する。きっとMicrosoftのプログラムは、そんな段取り悪いやり方をしてるに違いない。

この前、Mac OS Xが10.5.6から10.5.7にアップデートした。15分かからずにすべての作業が終わった。

いったい、Windows VistaはOS Xに比べてどんな複雑なことになっているのだろう。未だにわからない問題も残っている。Youtubeの動画がHQやHDで観れないのだ。恐らく、ネット接続速度がどこかで制限されてしまってるのではないかと思う。これは、次回、義父のところを訪問した際に、腰をすえて取り組んで解決したいと思う。

だが、「Windows Vistaを設定する」という行為は「何も生産していない」のだ! 本当に僕はWindowsがだいっきらいだ。

PS. その後、すでにSP2が出ていることを知る。なめとるな。

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