10/04/2009

DSもタッチパネルPC

タッチパネルPCの市場セグメントでの成功要因について、すこし考察してきたが、Nintendo DSのことを取りこぼしていた。

私はパソコンやパソコン通信にのめり込んだことはあるが、ゲームはほとんどしないし、ちょっとやってもすぐに飽きる質だ。ファミコンも持ってないし、パソコン用のゲームもMacを始めて買った時にMacGolfを買っただけだ。PlayStation2もほとんどDVDプレーヤーとして使い、持っているゲームは正月に親戚とやるために「みんなのゴルフ3」と「太鼓の達人+タタコン」を持っているだけだ。(そんだけ持ってれば十分か... 実は正月に遊ぶためだけにWiiも買ったのだが、普段は電源を入れることが全くない。)

そんな私が、自分で遊んでみるためだけにDS Liteを躊躇せずに買った。はやりの「脳トレ」を体験してみたかったからだ。躊躇無く買った理由は簡単、

  • 2万円しない
  • ネットにつなげてなんかできそう
程度のことだ。その後リズム天国というゲームを買ってしばらく遊んだが、案の定すぐに飽きた。その後、DSiも発売されたが、今はそれほど興味をもっていない。

DSを使っていてよく感じるのは、「なんでゲームのカートリッジに縛られてるんだ」ということだ。同じように感じている人が多いため。DS用にはゲームをSDカードにまとめてインストールできるようなキットが出回っている。DSは


  • 価格が$300程度である
  • 軽くて落としてもダメージがほとんどない
  • オペレーションにストレスがない
  • いつでもどこでもインターネットから簡単に情報をとりだせる
という要素を持ち合わせているのでヒットは当然なのだが、「PCと簡単にシンクしバックアップできる」という要素だけ持ち合わせていない。どうして未だにカートリッジの取っ替え引っ替えにそこまでこだわるのだろう。ユーザーが望んでいることの提供に躊躇していると、AppleのApp Storeにやられてしまわないだろうか。

現代の傾向だが、知的プロパティの「コピー」に対してやたらと厳しすぎ、少々行き過ぎているように感じる。逆に、ミッキーマウスの権利を100年近く主張し続けられるような社会を「良し」としていいのだろうか。

話がそれてしまった...

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