面倒なことにOutloook Expressなどは、インストールしてそのままの状態だとリッチ・テキスト形式が標準に設定されている。こういうところがWindowsの嫌いな部分だ。友人がリッチ・テキストでメールしている場合、「プレーンを標準にしてね」と頼むしかない。
ところで、Jeditというエディターを使っていて、この「波ダッシュ」について面白い処理をしているのに気がついた。「全角チルダ」として表示されている字をカット&ペーストしてUTF-8形式で保存すると、EF BD 9Eとなる。だが、これを一度開いて上書き保存するとE3 80 9Cになるのだ。これは、Jeditがファイルを開く際に「全角チルダ」を「波ダッシュ」に読み替えているからに他ならない。
一度間違って実装されたものは、なかなかなかったことにはできない。Windowsのように広く普及した製品ではなおさらだ。(電流の方向が実は電子の流れと逆だったっていうことと似ている。)こういう混乱はユーザーにとって迷惑な話である上、プログラマー泣かせだなと思う。間違っていても、戻れない道というのはあって、その場合遠回りを強いられてしまうのだ。
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