7/21/2014

倉敷の少女誘拐監禁事件の謎

めでたく無事解決はしたものの、どうもスッキリしない。疑問点は以下のとおり:

  1. 母親が危険認識できるくらいにつきまとわれていた車に、女児がまわりに助けを求める間もなく乗せられてしまったのはなぜか。
  2. 母親がすでに番号を警察に通報していたなら、近隣のシルバーの車の所有者がリストアップされていてしかるべきで、GPSの反応が途切れる前の時点で先回りできていなかったのはなぜか。
  3. 相当数の捜査員を投入していながら、犯人宅の自動車のナンバープレートが登録と異なり、偽造されていたのを見破れなかったのはなぜか。
  4. ナンバープレートが付け替えられたのがどのタイミングだったのか。誘拐以前ならば、なぜ犯人は自分のナンバーが通報されているのがわかっていて、それでもその女児を執拗に狙ったのか。誘拐後に付け替えたのなら、どうしてそう簡単にニセのナンバープレートが入手できたのか。
警察は、事件前にいろいろな相談があった時点で、いったい何をやっていたのだろう。この事件、全体のストーリーがなんだかおかしい。

7/10/2014

顧客データの漏洩に関して

ベネッセから顧客データが大量に漏れたという。だが、ベネッセでは「ハッキングによるものではないし、社員も持ち出していない」と発表している。だいたい犯人の目星がついているような印象の発表だ。

おそらく、顧客データは日々刻々とレコードがアップデートしている。データベースへのレコードの書き込み履歴とアクセス履歴があれば、漏洩したデータとの照合で、だいたいいつ抜き取られたのか、誰がアクセスした時間帯なのかが絞り込めそうだ。

顧客データを外部に漏らすことが、どれほど割の合わないことなのかを知らしめるためにも、十分な証拠を整えた上で最終的に被疑者は晒すようにした方が良いのだと思う。