9/16/2009

改革か変革か

鳩山民主党政権発足。これって明治維新以来の変革?

徳川幕府から明治政府が政権を奪ったとき、利権の中心は江戸城に勤める武士だった。武士は「禄」を受け取って政務を担当していたが、明治政府が政権をとってこの仕組みは崩壊する。それぞれの国を支配していた大名もその地位を保証されなくなる。徳川幕府は200年も続いたため、禄をうけてる武士層が肥大化し、制度的にもう限界だったという背景があり、新政府はこれを一度スクラップして新たにつくり換えざるを得なかった。

現代の官僚組織も明治以来連綿と太り続けてきた利権構造だ。民主党が政権をとった背景は、基本的にこの利権構造の制度疲労が社会に歪みを生んだ結果だろう。

社会は同じことを繰り返している。遠く昔、大化の改新も同じ理屈だったのではないか。日本の社会は常に世界につながっていて、海外情勢はいつの時代も硬直した構造にきびしいものだ。中国やインドなどの経済的台頭も、政権交代を促す因子だったに違いない。

だが、利権構造はすぐには変らない。中国でも随はすぐに滅んで唐が完成させた。大化の改新も天智天皇のあとに天武天皇が、明治も大久保のあとに西南戦争を経て伊藤がなしとげた。

小泉がやろうとしたのは改革だが、今度の政権交代は変革。だけど、変革の第一ステージなのかもしれない。

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